針を飲まれてせっかく釣ったバスを弱らせてしまわないように、飲まれた時の対処法を紹介します!
釣ったバスの口に別のフックが入っていたなんてこともよくありますが、たぶんフックが外せずリリースしたか、外す前に逃げられてしまったかのどちらかでしょう。
飲まれた時のはずし方
フックの形状に沿ってはずすのが一番ですが、バスの口に手が入らなかったり、ペンチがあっても回転させられなかったりしてフックが外せないってパターンがあると思います。
力ずくで引っ張ると死んでしまうので、どうにもならない時はフックがついたままリリースしてもしょうがありませんね。無理するよりその方が全然いいと思います。
針がついてても餌は食べれるし結構そのまま生きてられますから。
幅が狭いオフセットフック
こちらはオフセットフックですが、この幅をゲイブといいます。ここが狭いのと広いのがありますが、まずは狭いフックに有効な外し方の紹介です。
ストレートフックのようにゲイブが狭いオフセットフックがあるんですが、センコーにちょうどいいサイズなので私はよく使っています。
ストレートフックだとワームがズレてしまいますが、オフセットならずれません。
このタイプのフックか、マス針のような形のフックを飲まれた時はオエオエ棒の先端にフックがはまるので楽にと取れますよ!
通称おえおえ棒
このオエオエ棒はかなり昔からあるんですが、使いやすいのでけっこうよく使ってましたね。
使い方は張った状態のラインとオエオエ棒を一緒に持ち、針がひっかかった喉の奥のすぼんでいる方(下図のこの辺)に突っ込むようにぐっ!と押し込むと針が抜けます。
そしたらオエオエ棒と張った状態のラインを一緒に抜けばOK!
引っかかるのは黄色い丸の部分の返しなので、ここを最初から潰しておくと楽だと思います。
幅が広いオフセットフック
ゲイブ幅が広いフックの場合は先が曲がった長いペンチ(プライヤー)がはずしやすいですよ!
飲まれた時を考慮して、最初からバーブレスフックにしておくっていうのもいいと思います。バラし率は高まるけど、魚を傷めずに済みますから。
このフックなら飲まれてもペンチで簡単に外せますが、もし返しがついてた時は、その状態で針の返しをペンチで潰してバーブレスにしてスルッと抜くのもいいですよ!
先曲がりプライヤー(ペンチ)
それで無理なら、エラからペンチ(プライヤー)を入れてフックのアイをエラから出すように回転させ、フックのカーブしたところあたり(下図のペンチ)を持って引き抜けば、するっと取ることもできますよ!
これをやるなら少し長めのプライヤーの方がやりやすいです。10センチくらいのプライヤーだとエラから入れにくいし、バスの口にも手が入らないことがあります。
昨年はフローターでの釣り案内をしてましたが、その中で飲まれた時の対処法を聞かれることがたまにあったのでこの記事を書いてみました。