濁りがきつい5月の霞ヶ浦水系、正直お手上げだった。
ここ何年かは3月以降ボウズの日なんてほぼなかったのに、今年はたまに釣れない日がある。理由はわかってる。最初から大きいのしか狙ってなかったから。
「40upが1匹釣れればいい」そのスタンスで春を過ごしてきた。実際4月まではそれで釣れてたし、釣り方も噛み合ってた。
ところが田んぼが動き出したとたんに状況が一変した。
ずっと強い釣りばかりしてたせいで、引き出しが見えなくなってたのかもしれない。「釣れない」んじゃなくて「釣り方が合ってない」だけなのに、そこに気づくまでに少し時間がかかった。
霞ヶ浦5月の代掻き濁り、バス釣りに何が起きているのか
この時期、霞ヶ浦周辺の田んぼでは代掻きが一斉に始まる。代掻きとは田植え前に土を水と混ぜて平らにする作業のこと。その泥水が用水路を通じて湖に流れ込み、霞本湖も含め霞ヶ浦水系全体が一気に濁る。
濁り自体はバス釣りにとって必ずしもマイナスでもなく、魚の警戒心が下がって釣りやすくなる面もある。
ただ濁りが強すぎると今度はバスがルアーを見つけにくくなるためこのバランスが難しい。
今年の私の失敗は、濁りが入っても「デカいのだけ狙う」スタンスを崩さなかったこと。状況が変わったのに釣り方を変えなかった。それだけの話だった気がする。
霞ヶ浦バス釣り5月の濁り攻略、答えは4年前の釣行記にあった
こういうとき、私はよく過去の記事を漁る。「あの時どうやって釣ったっけ」って。記録を残しておくと、こういう時に本当に助かる。
そしたら出てきた。2022年5月の釣行記。読み返したら「そうそう、これこれ」ってなった。
4年前の私、ちゃんと書いといてくれてありがとう(笑)

さっそく同じ釣り方を再現してみたら、あっさり釣れてしまう。
5/5、午前中に別の場所で1匹釣ってから昼過ぎに移動して3時間で5匹、そのうちの1本が41cmだった。
釣り方を変えるだけで、こんなに変わるのかと改めて思い知らされた釣行だった。
スモラバが5月の霞ヶ浦に効く理由|プリ・アフター混在期の仮説
なぜこの時期スモラバが効くのか。私なりの仮説がある。
5月の霞ヶ浦はプリスポーンとアフタースポーンが混在している状態だと思っている。
早春と違って、今はプリスポーンを狙えば数は出るけど、サイズが小さい。一方、大きめのバスはすでにアフターに入ってるため、体力を回復しながら葦の前に出てきている。
積極的に追い回すほどの元気はないから、バイトが小さくて食いが浅い。モゾっとした感触で終わることも多い。
そこにスモラバをふわっと落としてやると、これがまぁほんとによく釣れる。
見切られにくいサイズ感と、フォール中の自然なアクションがアフターのバスにハマるんだと思っている。
霞ヶ浦の濁り攻略で使えるスモラバ・ラバージグとタックル選び
ギャップジグ3.5g(ボトムアップ)
これはファインラバータイプで、私がいちばん信頼しているやつ。ラバーが細くて柔らかいぶん動きが繊細で、食わせ能力がダントツで高い。迷ったらまずこれを投げる。
カバークリーパー3.5g(エバーグリーン)
こちらはシリコンラバータイプ。フォール中のアクションが強く出るので、濁りがきつくて波動が必要な時に使ったり、ゆっくり沈むためアピール力が必要な時にも使える。
同じスモラバでも印象が全然違うので、両方タックルボックスに入れておくといい。
カラーはグリパンが基本で、濁りがある時は黒が入った濃いめのカラーのほうがシルエットがはっきりして有利な気がしている。
タックルはMLベイトロッド+ラインはナイロン12lb
ロッドはMLのベイト、ラインはナイロン12lb。PEもフロロも使わない。
ファストテーパーのロッドでふわっとフォールさせるイメージが重要で、ナイロンの伸びがバイトを弾きにくくしてくれる。スモラバでのアタリが小さいだけに、このロッドとライン選択が地味に効いてる。
今年なら発売されたばかりのゾディアス166ML-2がコスパ優秀でおすすめ。
ダイワ派ならタトゥーラエリート691MLRBも同じ感覚で使えていい。
ちなみに、たまに小突くだけで食い込まないやつがいる。ラインがモゾっと動く感じだけして、合わせても乗らない。ああいうのに限って大きいんじゃないかと睨んでるけど、まだ答えは出てない。次の課題だ。
濁りの中でも魚はいる。霞ヶ浦5月の代掻き濁り、スモラバとラバージグさえ合えばちゃんと釣れる。
編集後記
バス釣りって、本当に全く飽きない。
釣れない日があって、悔しくて、次の釣行であれこれ試して、それでまた釣れたときの気持ちよさ。あのサイクルがたまらない。
今回みたいに4年前の自分の記事に助けられることもあり、釣りってこういう引き出しを増やしていくのが大事なんだなと、改めて思う。
バス釣りがつまらなくなって辞めてしまう人は多いけど、個人的には、つまらない釣りをしていたせいじゃないかなと思っている。
流行りのルアーを買って、人気の場所に行って、釣れなくて「バス釣りってこんなもんか」ってなる。そのパターンが多い気がする。
でも時代や流行りに流されず、自分が楽しいと思うことをひたすらやり続けること。誰かのマネから始めてもいい。というか最初はマネでいいと思う。ただ最終的には「自分はこういう釣りが好きだ」という答えを自分で見つけられるかどうかが、長く楽しめるかどうかの分かれ目な気がしている。
4年前の釣行記が今の自分を助けてくれたように、今書いているこの記事も、いつか誰かの、あるいは未来の自分の役に立てばいい。そう思いながら書いています。









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