安物の膨張式ライフジャケットが破損!桜マークとの違い

破損したライフジャケット
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破損して膨らまないライフジャケットに気づかず、ここ数か月フローターで使ってました。事故がなかったからよかったものの、点検を怠ると命に関わるので、ライフジャケットの自己点検はまめにやりましょう!

補助送気管が破損

いつだったか忘れたけど赤い小さなプラスチック片が車内に落ちてるのを発見した。なんだろう?とは思いつつ、何の破片かわからないまま、すっかり忘却の彼方で記憶のかけらにも存在しなくなっていた。

それから数か月後、再び同じ赤い欠片を発見した時はちょっと驚いた。「あれ?こないだの…」とその先に目をやると、赤いパーツと黄色い何かが転がってた。

それを手にとってみると、笛?この赤いのは…ライフジャケットの送気管じゃーん!!!

嘘でしょ?ここ1番壊れちゃいけないとこー!

子供用に多い膨張式ならそういう心配はないけど、あまりに安いものは注意してほしい。

点検のやり方

ライフジャケットの点検方法はこのPDFを参考にしてください。

小型船舶検査機構 小型船舶用膨脹式救命胴衣 「保守・点検」マニュアル

ここを見ると以下記述があったので、私の壊れたライフジャケットは破棄決定。

(2)交換が必要な場合
① 胴衣本体
次の事項が該当する場合は、新品に交換してください。
・ 「気室布」の損傷
「補助送気管」の破損
・ 「胴衣本体」又は「付属品の縫製部」がホツレ、キレ
・ 「ベルト」及び「バックル」の損傷・破損
・ 「胴衣本体の色」の退色

今回壊れたライフジャケットは15年くらいしか使ってなく、しかも海で使ってるわけでもないのに送気管が割れる理由がわからない。

プラスチックの素材が硬いので、硬化するのが早いのかもしれない。紫外線には当たらないからこの劣化の早さは問題でしょう。外に出てるバックルなら紫外線に当たるので割れるのも分かるけど、なぜ送気管が先なんだろう?

なので私は少々高くても桜マークをおすすめします!命には代えられないから。

自動膨張式は雨で膨らんでしまうことがあるので、手動膨張式をすすめます!

CSマークと桜マーク

CSマークと桜マークのついたライフジャケットの違いは、押印を見ればわかる。

桜マークの方は一点ずつ検査して製造番号が付き、桜マークのスタンプが押されてるけど、CSマークにはそれがない。CSマークはロットごとの検査のため一点ずつ検査はしていないのか。

二つの違いの詳細はここに詳しく書いてあったので参考にどうぞ。

「信頼あるライフジャケット」は何が違う?桜マーク・CSマークの認証手順や検査内容等を取材
前回の記事では、ライフジャケットの着用義務拡大と違反点数等について国土交通省や水産庁に取材して解説した。関連記事 → 違反者は船舶免許停止も!ライフジャケットの着用義務拡大と違反点数について詳細解説【...

これは平成13年(2001年)製造の手動膨張式のライフジャケットで、自己点検して今も使ってる私のライフジャケットです。大昔に潮来のポパイsite51で買ったもの。ベスト型は安心感が違う。

こちらは高階救命器具の製品で私が25年愛用してるものと同じ。こちらは割れません!信頼できます。

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