今年も霞ヶ浦ではワカサギが釣れません

冬は毎年霞ヶ浦でワカサギ釣りをしてましたが、年々釣れる数が減り、去年はとうとう一匹も釣れずに終わりました。

なのに今年はなんと２匹も釣れたのです！感動しましたが、たったの２匹ですよ（笑）

不漁の原因は不明

霞ヶ浦のワカサギが不漁の原因は解明されてませんが、常陸川水門が関係してるのではと考える人が多いようです。あとは夏の水温が高すぎるとかも。

謎なのはシラウオが増えてワカサギが減ってること。とりあえず外来魚のせいと言う人はかなり減ったので、むやみに命を奪われる魚がこれ以上増えないといいなと思います。

ワカサギの漁獲量が減ったことで稚魚の放流も以前より減って、最近は釣れる場所も変わりました。

それでも採卵したワカサギの卵を孵化して放流する事業は毎年続けられています。ただ高齢の漁師さんたちは消極的で、やめてしまう地域もあるようですが。

老舗釣り雑誌の情報が古い

昨年、私も時々読んでた小物釣りが得意な老舗の釣り雑誌のオンライン版で、霞ヶ浦のワカサギ釣り記事が紹介されていました。

好きな本でしたが、その記事の内容がとても古く、今は全く釣れないのに現在も釣れてるように書かれてた上に、釣り禁止エリアまでポイントとして紹介されてました。

老舗釣り雑誌がそんなことでいいんですか？って、かなり残念な気持ちでしたよね。とりあえず訂正するようメールを入れたのですが、何の応答もないままこっそり内容が修正されていました。

せめて何かしら返事は欲しかったですが、閲覧数が増えればそれでいいんでしょうね。もうこの本を読むことはないでしょう。

少なくとも私は記事を書く以上ちゃんと取材してから書いてますけどね。

ワカサギ釣り道具のレンタル

私のブログに来てくださる方で、霞ヶ浦のワカサギ釣りで道具をレンタルしてるところがないか探してる方が結構いますが、残念ながらないんですよ。でもこの状況ですからねー。

私の釣り体験もしばらく開催するつもりはなく、時々様子見がてらに釣ってみようかなという程度で考えてます。

ちなみに私は仕掛けは自分で作ってます。市販のものを買う時は長めでフロロがオススメですよ。短いと棚をカバーしきれないですからね。

ワカサギは鈴なりで釣れるから面白いのであって、一匹ずつポツポツ釣れるんじゃつまんないですよ。またいつかたくさん釣れるようになるといいなぁ。

ワカサギ釣果

でも明るい兆しもあって、今年は去年よりワカサギが捕れてるようなんです。霞ヶ浦産のワカサギを目にする機会が増えました。

実際私が釣ってみたら相変わらずオオタナゴの連発ではあるのですが、そこになんとワカサギも交じって釣れました！

ただオオタナゴの数とサイズはハンパなくて、以前よく釣れたニゴイとアメナマは全く釣れません。どうやら生態系が変わってきてるみたいですね。

今年のワカサギ釣りは異常に難しくて簡単には釣れませんでした。

運よく釣れたらラッキーくらいな感じなので、残念ながら今年もワカサギ釣りは楽しめないと考えたほうが良さそうです。