ASUS B1100FKAにSSDを増設する方法|M.2対応で容量不足を解消&Windows 11も快適に!

SSD メモリ
※このページには広告が含まれている場合があります

B1100FKA(BR1100FKA)のストレージ仕様とSSD増設の成功例を紹介

ASUS B1100FKA(型番違いでBR1100FKAとも呼ばれます)は、教育機関向けに人気の11.6インチノートPCです。
当時の標準ストレージは eMMC 64GBのみ。現在は128GBですが、どっちみちWindows 11を入れるとすぐに容量不足になり、「アップデートできない」「ソフトが入らない」と悩む方も多いでしょう。

ただ実はこの機種には M.2 NVMe SSD用スロット が空いており、SSDを増設することで容量不足を一気に解消できます。
今回は、 大学生の息子が実際にB1100FKAにSSDを増設した体験を寄稿 してくれました。
実体験に基づき、 M.2 NVMe SSDの増設手順、必要な工具、Windows 11インストールまで詳しく解説 します。

SSD増設のメリット(容量不足解消・起動速度改善など)

今回、SSDを増設し、元のストレージは残したままWindows10をクリーンインストール。その後、Windows11にアップグレードしました。

👇インストールしたのはこちらのCrucial  500GB NVMe PCIe M.2 SSDです!

効果

  • Windows 11アップグレード時の容量不足を解消
  • 起動速度・アプリ起動が大幅改善
  • 教育用PCとしてだけでなく、普段使いでも快適

増設に必要なもの(SSD・工具・USBメディアなど)

B1100FKA SSD増設:裏蓋開け~Windowsインストール手順

🔗公式分解手順(英語・フランス語)

参考資料:こちらをクリック👉 ASUS B1100FKA サービスガイド
図解が豊富で、言語に不安があっても直感的に理解可能です。

裏蓋の開け方

※精密機器のため、静電気に注意してください。

  • 背面のネジを外す

  • ヘラを使い、少しずつ裏蓋をこじ開ける

    • 最初は固いですが、力をかけずゆっくり作業するのがコツ

    • シールで隠れているネジがある場合もあるので注意

M.2 NVMe SSDの取り付け

  • 空きスロットにSSDを差し込む

  • M.2 SSD固定用ミリネジで固定

    💡思ったより簡単に取り付け可能だが、ネットで多数紹介されているM.2 SSDを斜めに差すというやり方はこの機種には該当しないと思った方がいい。ほぼまっすぐ差します

BIOSで認識確認

  • 電源を入れ、F2キーを連打してBIOSを開く

  • SSDが正しく認識されているか確認

USBからWindowsをインストール

  • USBメディアを差してF2キーでBIOSを開き、BOOT MENUからUSBを選択

  • インストーラーが立ち上がる

  • 注意:ファイルコピーが途中で止まる場合があります

    • その場合は、次に紹介するコマンド操作でSSDを整備してからインストール

SSD増設後の設定とWindows 11アップグレード

  1. Shift + F10 でコマンドプロンプトを開く
  2. 以下の順でコマンドを実行
diskpart
list disk
select disk M ← 元SSDの番号
offline disk
select disk N ← 新SSDの番号
clean
convert gpt
create partition efi size=100
format fs=fat32 quick
assign letter=S
create partition msr size=16
create partition primary
format fs=ntfs quick
assign letter=C
exit

3. 次に、Windowsのインストールファイルを新しいSSDに展開します。

dism /Apply-Image /ImageFile:(USBドライブ):\sources\install.wim /Index:(エディション番号) /ApplyDir:C:\
bcdboot C:\Windows /s S: /f UEFI
exit

4. BIOSで Boot Priority を新SSDに設定して再起動
5. Windowsセットアップ画面の指示に従う

元SSDを誤ってフォーマットしないよう注意

B1100FKA SSD増設後のドライバ設定とネット接続トラブル解消

SSD増設後、Windows 10を新SSDにクリーンインストールした直後は、ネットワークやサウンドが未対応の状態になることがあります。
ここでは、簡単に修正する手順を紹介します。

修正手順

  1. コマンドプロンプトを開く

    • Shift + F10 でコマンドプロンプトを起動し、sfc /scannow を実行
      → システムファイルの整合性を確認・修復します

  2. ネットワークドライバをインストール

    • 元SSDに入っているネットワークドライバを確認

    • ドライバを公式サイトからダウンロードし、新SSD上でインストール

  3. Windows Updateで残りの不具合を修正

    • ネット接続が安定すれば、自動的に多くのドライバや更新が適用されます

  4. キーボードレイアウトを日本語106/109キーに設定

💡 TIP:ネット接続が安定すると、Windows Updateでほとんどの問題が自動修正されます。
これでSSD増設後も快適にWindows 10/11を利用できます。

Windows 11へのアップグレード

新SSDでWindows 10が正常に動作することを確認したら、そのままWindows 11にアップグレードすれば作業完了です。

注意点

  • 元のストレージを誤ってフォーマットしない
  • BIOSで Boot Priority を新SSDに設定
  • M.2 SSDが認識されない場合は差し込みやBIOS設定を再確認

実際に使ってみた効果レビュー

SSD増設後は本当に別物になりました。

  • ✅ Windows 11アップグレードがスムーズに完了

  • ✅ 起動が数十秒 → 数秒に短縮

  • ✅ Edgeの起動が一瞬

  • ✅ 学習用PCが「普段使いも余裕」の性能に

まとめ:数千円で「別物レベル」に快適化できる

ASUS B1100FKA(BR1100FKA)は、標準の64GB eMMCだけでは正直使いづらいですが、 M.2 NVMe SSDを増設するだけで容量不足を解消し、Windows 11も快適に動作 します。

今回は息子の体験をもとに解説しました。
数千円の投資でPCが別物レベルに快適になるので、容量不足で困っている方はぜひSSD増設を検討してみてください。

おすすめSSDと購入先リンク

商品 説明 購入リンク
Crucial P1 500GB NVMe SSD B1100FKAに増設する高速SSD。Windows 10/11で容量不足を解消し、起動やアプリ動作が大幅改善。
USBメモリ 16GB Windowsインストール用USBメディア。インストール作業に必須。
イノウエ カーボンはがしヘラ 裏蓋開けに使用する精密工具。力をかけず安全に作業可能。  
電動ドライバーセット 精密ネジを外すために使用。作業効率が向上。
M.2 SSD固定用ネジ M.2 SSDをスロットにしっかり固定するためのミリネジ。

 

 

この記事を書いた人
息子

こんにちは、大学生の息子です。
大学で勉強をしながら、PCやガジェットを触るのが趣味です。
子供のころからオンラインゲームも趣味で、今も楽しみながら操作スキルや情報収集力を磨いています。
このブログでは、自分の興味のあることや学んだことを分かりやすく紹介していきたいと思っています。
読んでくださる方の参考になれば嬉しいです。

更新をメールでお知らせします!

ガジェットブログ
\よかったらシェアしてください!/

コメント

にほんブログ村 釣りブログ バスフィッシングへバス釣りランキング
タイトルとURLをコピーしました