初冬のバス釣りは本当に釣れなくて、心が折れそうになりますよね。ショートバイトばかりで「何が正解なの…?」と初めのうちは悩む人も多いと思います。
でも、そんな厳しい季節でも大丈夫。この記事では、11月の霞ヶ浦水系(水温14度)で実際に釣れたバスの実釣データをもとに、晩秋〜初冬に効くアプローチを初心者向けにやさしく解説します。
今回の釣行ではショートバイトに悩まされつつも、実際にバイトを乗せて釣ったリアルな再現性のあるパターンを紹介しています。「初冬のバス釣りって本当に釣れるの?」と不安な方でも、この記事を読めば今日から試せるヒントがきっと見つかります。
11/15,16水温14度の霞ヶ浦実釣レポ!
晩秋の霞ヶ浦水系──11月15・16日の二日間、実際に釣りに行って感じたのは「バスの活性は落ちたけど、完全には冬じゃない」というこの時期ならではの空気でした。
水温は14度台で先週とほとんど変わらず、この時期としてはやや高め。エリアによってはギルの反応もまだ濃く、まさに“晩秋と初冬の境目”といった状態です。
そしてこの時期の悩みといえば、なんと言っても ショートバイト地獄。
「コンッ…だけで終わる」「のらない」「持っていかれない」──毎年この時期に同じことを言っている気がします。
11/15完全手探りの中で見つけた“唯一のヒント”
この日は普段と違うことを試したくて、あえて別エリアへ。やけに寒々しく想像以上に反応がない…。
「場所が悪いのか?アプローチが悪いのか?」と悩みながら、カバー、ブレイク、スローな釣り、早い釣り……と一つずつ試していきました。
そんな中、水中に垂れ込んだ枝の“奥”に カバークロー を落とした瞬間、「コン!」 と明確なバイトが。
さらにラインがゆっくり引かれたので強めにフッキング。
しかし次の瞬間、バシャバシャ! → フックオフ……。「嘘でしょ…この1本をバラすって、凹むわ…」
ただ、この反応がこの日の唯一のヒント。「晩秋は“カバー下”、しかも“奥”がまだ生きている」という確信だけは持てました。
11/16晩秋のショートバイト攻略パターンがついにハマる
翌日は場所を変え、先週良かったエリア中心に、前日つかんだパターンを再検証。
ここで使ったのが 3インチ ファットヤマセンコー。このルアー、本当に“晩秋の霞ヶ浦”と相性が良いです。
フックはオフセットナローの1/0がピッタリ!
使ったパターンは超シンプル
-
カバーの奥に落とす
-
コン!と当たっても止めず、動かし続ける
-
リアクションで食わせるイメージ
これだけ。
晩秋はワームを“止める釣り”をしたくなる時期ですが、ショートバイトが続く日は逆。「あえて動かし続けてリアクションで食わせる」これが本当に効きます。
そしてこの日──同じパターンで 31cmまでを2本キャッチ!
昨日の悔しさを晴らす、嬉しい晩秋バスとなりました。体が曲がってるのが冬バスの特徴。
なぜファットヤマセンコーが晩秋〜初冬に効くのか?
初心者にも分かりやすくまとめると…
長いので見えやすい
寒くなると口を使いにくくなるので、3インチという長さは本当に正解。
フォールスピードが絶妙
重すぎず、軽すぎず。
カバーに入れてもスッと落ち、バスの目の前でしっかりアピール。
動かし続けても破綻しない
今回のような“動かし続けるリアクション狙い”にも最適。
初心者でも扱いやすいし、何より霞ヶ浦で実績が高い。1袋持っておくと冬前までずっと使えます。
釣れない時は“目立つように”大きくするのが手
それでも釣れなかったら4インチへサイズアップしてみて下さい。小さくするんじゃなく“逆に大きく”がコツ。
魚に見えなきゃ始まらない!しっかりアピールしてリアクションを狙います。
こちらのフックはオフセットナローの2/0です!
晩秋の霞ヶ浦で釣れない人へ伝えたいこと
晩秋〜初冬は「釣れない」と言われがちですが、実際には…
-
水温14度前後ならまだ動ける
-
カバー下はバスが溜まる
-
ショートバイトは“動かす方が正解”の日が多い
この3つが本当に大事です。
今まで“止める釣り”をしがちだった人は、ショートバイト=スローが正解ではないという日がたくさんあります。
むしろ今回のように「動かし続ける」ことで食わせる方が釣れるというパターンも覚えておくと、冬前の厳しい時期でも結果が出しやすくなります。
様子を見てネイルシンカーも使ってみて。0.9gなら何にでも使えるので。
まとめ:晩秋の霞ヶ浦は「カバー奥×ファットセンコー×動かす」が答え
今回のように、たった2日間でも“パターンを1つ掴むだけで結果が一気に変わる”のが、霞ヶ浦の面白いところ。
晩秋に「釣れない…」と悩んでいる方は、ぜひ今回のパターンを試してみてください。
貴重な1本を引き寄せる“決め手”になりますよ。
11月のバス釣り特集も参考になりますよ👇










コメント