10月の霞ヶ浦水系、バスはまだ元気!
今年の霞ヶ浦も絶好調!
10月の三連休(11・12・13日)は台風が迫る“修羅場ウィーク”でしたが、荒天をうまくかわして出撃すれば、意外と釣りはできるコンディションでした。
11日――朝から晩まで雨、しかも気温は一気にダウン。
あまりの寒さに「これ、もう冬キャンプの装備じゃん…」とフリースを引っ張り出す羽目に。
ついこの前まで汗だくで釣ってたのに、水の中のほうが暖かく感じるなんて、季節の切り替わりの速さにびっくりです。
とはいえ、急な冷え込みでバスのテンションも下降気味。
久々に“ショートバイト地獄”に突入し、「今のアタリ…幻覚じゃないよね?」と自問自答する時間が続くことに。
まるでバスに“意地悪テスト”をされているような、スリリングな一日でした。
10/11ショートバイトに悩まされる
秋によくある「コン!」で終わるアタリ
急な冷え込みにより明らかにバスのバイトではあるのですが、「コン!」とつつくだけで終わってしまう──秋によくある難しいパターンです。
こうなると粘っても釣れないことが多く、「ここで時間を使うより、別のエリアに行った方がいい」と判断。移動しながら釣りを続けました。
渋い中でも「ありがとう」の34㎝!
最初のポイントでは、まさかの“ショートバイト祭り”。小さなアタリが3回もあったのに、なかなかノらない…。
「また触っただけ!?」と半笑いで心が折れかけたその瞬間――ようやくフッキング成功!
上がってきたのは34cmのナイスバス。この日いちばんのサイズで、まさに“感謝の1本”でした。
その後はポイントをいくつかランガン。
相変わらず食いは渋かったものの、粘ってさらに2匹を追加成功!結果、この日の釣果は合計3匹。
タフコンディションの中でもしっかりキャッチできたのは、まさに“秋バスのご褒美”でした。
秋は“リグ選び”!ジカリグがハマった理由
毎年この時期になると、私自身もつい思い返します。「去年の今ごろ、どんなリグで釣れてたっけ?」。
過去の釣果ノートをめくりながら、当日のタックルを組み直すのが秋の楽しみでもあります。
この日はそんな“経験頼りの再調整”が大当たり。
ヒットしたのはセンコー3インチと、カバークローのジカリグ。
去年はラバージグ中心でしたが、今回は「水深があって、しかもカバーが濃い」状況。
ラバージグでは回収すら厳しいようなヘビーカバーに潜むバスを狙うため、思い切ってジカリグをチョイスしました。
結果は大正解。ジカリグ特有の“ストン”と落ちる軌道が効いて、バスがすぐリアクションバイト。
まるで「これを待ってたんだよ!」と言わんばかりに食ってくる瞬間は、何度味わっても痺れます。
10月の霞ヶ浦でバス釣りに挑戦する方は、ぜひ私の過去記事も参考にしてみてください。

ちなみに使用したのは👇
特にカバークローの“爪の開き”が絶妙で、濃いカバーでもアピール抜群。
ラバージグでは攻めきれないポイントを、確実に貫通できました。
10/12冷え込み後の小バスデー
前日の雨でさらに水温が下がり、再びショートバイトが連発。
2日連続で同じ傾向だったため、今回は3インチセンコー+ナローフックの組み合わせで「小バス狙い」に切り替えました。
結果、約10匹をキャッチ。最大は30cmほどでしたが、これだけ釣れれば大満足!
ポイント攻略のコツ
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最初のスポットでは、27cmのバスが皮一枚でフッキング。
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次のポイントではバスの活性が高く、小バスがテンポよくヒット。
ただし、ナローフックでないとバイトが乗りにくい点には要注意。
数釣りを楽しみたい人にはこのセッティングがオススメです。
小さいバスの反応を得たい時は3インチヤマセンコーがおすすめです!
フックのおすすめはハヤブサのオフセットナローフック。3インチセンコーにはピッタリです!
10/13台風前にビッグバス&雷魚!
昼近くから台風の影響で強風と雨が強まりましたが、その前に久しぶりのポイントへ。
水面には油のような浮遊物が漂い、水質は最悪に見えました。
しかし、この時期の「見た目の悪い水」が意外と釣れることも多く──やはりこの日も好調!
910gのぶっとい38cmをキャッチ!
水が巻くポイントを狙って撃っていると、「コンコン!」という軽いアタリ。
そのバイトが小バスかと思いきや、上がってきたのは910gのぶっとい38cmでした!
予想外のサイズに思わず笑ってしまいました。
強烈ファイトの正体は…雷魚!
次の場所では「ゴンッ!」という大きなアタリ。
なのにそのまま反応がないので、ラインを軽く動かしてみたらモゾモゾしてる。
そこで思い切りフッキングすると、なぜか走らずその場でウネウネしてしかも強烈な引き!
ナマズとは違うその感触は雷魚でした!
口をギュッと閉じてるのでフィッシュグリップを使おうとしても、口を開けてくれず大苦戦。
「絶対離すものか!」という力で食いしばる姿に圧倒されました。
何とか口を開かせてフィッシュグリップを入れたら、飲み込んだと思ってたフックがポロッと外れて、ギリギリセーフで釣れました。
⚠️雷魚やナマズを安全に取り込むなら
→ フィッシュグリップは必須です!口が強くて暴れる魚を素手で扱うのは危険。
ランディングネットは必須装備
霞ヶ浦のような足場の高い護岸や流入河川では、ランディングネットがあるかどうかで取り込み成功率が大きく変わります。
フローターでも安全確実に取り込むにはネットが必須!
私のはおかっぱりでも使えるジャクソンスーパートリックスターネット180!伸縮するおかげで便利な場面がフローターでもたくさんありました。
バイソンウェーブのフローター用ネットもあります。
デジタルスケールがあると重量を測って記録でき、写真映えもバッチリ!
強風の中のラストスパートと納竿
その後は風が強くなり、ポイントを移動しながら小バスを3匹追加。
しかし風がさらに強まり、危険と判断して納竿しました。
秋の霞ヶ浦は天候が変わりやすいですが、荒れる直前にチャンスが訪れることも多いです。
安全に気をつけながら、ぜひ秋の釣りを楽しんでください。
まとめ:10月の霞ヶ浦バス釣りは「変化対応」がカギ!
秋の霞ヶ浦は、気温・水温の変化が激しく、ショートバイトや食い渋りが多い時期。
でもその分、タイミング次第で良型も狙える面白い季節です。
・センコー3インチなどの小さめワーム
・ジカリグでのカバー攻略
・ナローフックで確実に掛ける調整
このあたりを意識すると、釣果がグッと安定します。
秋は天候変化が激しく、バスの活性も日ごとに変わります。
でも、霞ヶ浦の秋バスはしっかり対策すれば必ず応えてくれる存在。
ぜひこの記事を参考に、次の週末に霞ヶ浦で秋バスを狙ってみてください!
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